電子定款認証 (1) 事前準備

電子定款作成マニュアル目次

  1. 事前準備
  2. 定款の作成
  3. 電子署名
  4. オンライン申請
  5. 定款の受け取り

「2.定款の作成」は時間を要するものであり(審査待ち時間など)、「3. 電子署名」からここで準備する住民基本台帳カード、ICカードリーダーが必要になります。そこで、定款の作成前か定款の作成と並行して行うと効率的な作業が可能になるので、平行して行うことをお勧めします。

1.1  住民基本台帳カードを発行してもらう


【なぜ行うか】署名を行うために必要な電子証明書(本人確認をするために必要な電子的な証明書)の取得のため。
【やることの概要】住民基本台帳カードを入手します。

電子証明書を取得するにはいくつかの方法がありますが、ここでは一番安く取得できる方法を紹介します。

住民基本台帳カード電子署名(後述)を行う際に、個人情報を入力するために用いられるものです。入手するには運転免許証などの官公署が発行した写真付きの証明書、市区町村が条例で定める手数料(約\1,000)発行までにかかる時間は1〜2時間です。
【参照資料】
総務省 住民基本台帳カード

http://www.soumu.go.jp/c-gyousei/daityo/juki_card.html

1.2 ICカードリーダーを購入する

【なぜ行うか】住民基本台帳カードの情報をパソコンに読み込ませるのに必要だから。

【やることの概要】ICカードリーダーを入手します。

ICカードリーダー…お住まいの市町村で指定された機種がございますが、販売されている一般的な機種で大概は使うことができるので、以下を紹介します。

【参照資料】

http://www.yodobashi.com/enjoy/more/i/22422871.html

1.3 フロッピーディスクを購入する


【なぜ行うか】公証人の認証が終わった電子定款を電磁記録として保存するため

【やることの概要】電気店等でフロッピーディスクを2枚以上購入してください。

※実際には公証人役場で用意してくれている場合があります。

1.4 手数料を準備する

認証された電子定款を公証人役場で受け取るときの手数料は5万円から6万円です。電子公証制度は紙媒体での定款申請に必要な4万円を節約できます。

1.5 事前にマニュアルを印刷する

各種マニュアルは量が多く、種類も豊富なのでは事前に以下を印刷しておくことをおすすめします。

 法務省オンライン申請システムPDF署名プラグインのインストール(http://shinsei.moj.go.jp/usage/zyunbi_PDF.html)の画面からインストールガイドをダウンロードしてください。

3.1で使用します

 法務省オンライン申請システムPDF署名プラグインのインストール(http://shinsei.moj.go.jp/usage/zyunbi_PDF.html)の画面からPDF署名プラグインの操作ガイド(三菱電子署名ソフトウェアMistyGuard<SignedPDF>(署名機能限定版)操作説明書)をダウンロードしてください。

3.1で使用します

 法務省オンライン申請システム事前準備操作ガイド(http://shinsei.moj.go.jp/usage/zyunbi.html)の「ダウンロード」アイコンからダウンロードしてください。

4.1で使用します

 法務省オンライン申請システム操作ガイドのダウンロード

(http://shinsei.moj.go.jp/usage/zyunbi_guide.html)の申請者操作ガイド【一般申請編】の「ダウンロード」アイコンからダウンロードしてください。

4.2で使用します